中学教育について
行事予定・アルバム
2020年11月7日(土)、21日(土)
中学3年 バーチャル修学旅行体験
コロナの影響で緊急事態宣言が発せられたため、オンラインで授業が行われ、6月に実施予定だった修学旅行やその他行事は、延期や中止となりました。 春休みの課題で京都の下調べをしていた生徒たちはがっかりしていました。 そんな中、本校では安全・安心を第一に考え、Zoomを用いた伝統文化体験学習やVR(バーチャル・リアリティー)を用いた観光体験を11月7日、21日と学年を半分に分け実施しました。
事前に行った調べ学習を朝のSHRなどで生徒同士共有し、京都には素晴らしい場所や魅力があることを学びました。
本来実際に見学する予定であった京都・奈良についてはVR体験をしました。
そして、伝統文化体験学習では京都の職人さんとZoomを用いて、双方でやり取りを行い、出来る限りのリアルな体験をすることができました。
職人さんがスクリーンに映ると、皆真剣な面持ちで、説明を聞いていました。1時間半の実習は集中そのもの、黙々と作業を進めていました。途中自分の作品について職人さんにアドバイスをいただいたり、上手に仕上げるコツを教わりました。このようにして仕上がった作品は、家族へのプレゼントにしたり、自分自身の愛用品にしたり…。職人さんからも「道具は使ってなんぼ!たくさん使ってくださいね!」とアドバイスをいただき、自分の作品をまじまじと見つめ、かなり愛着を持った様子でした。
漆器加飾はコンパクトミラーで持ち運びも便利。オリジナルのイラストや家紋をデザインした生徒も多く、後日ポケットからすっと出す姿がみられ、気に入った様子が伝わってきました。
金彩友禅は通常白い着物の生地に仕上げる技法。ですが今回はデニム生地を使ってのものでした。優しく洗えば色が落ちることもあまりなく、洗濯も可能なので、たくさん使ってくださいとのことでした。
実際はきっと修学旅行に行きたかったであろうと思います。しかし生徒たちからは「楽しかった!」という声と共に嬉しそうな表情がみられ、こちらも少し安堵しました。
コロナが収まったらぜひ実際の京都・奈良に足を運んでくださいね。
バーチャル修学旅行の記事が、サンスポに掲載されました。
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