Education

中学教育について

教科の特長

中学校の学びポイント

1クラスに複数の先生が対応 チーム・ティーチング

1クラスに複数の教員が指導する時間があります。日大三中のチーム・ティーチングは始まって20年以上。習熟度別にクラスを分けるより効果があると考えて始めたものでした。数学と英語の授業で行っています。

数学

1時間でA4サイズのプリントが3枚ほど配られます。基本的な問題から、得意な生徒でも手応えがある問題まで難易度は様々。自分がつまずいているところがはっきりと認識できます。複数の教員が担当しているので、手を挙げればすぐに質問ができ、着実に力がつくように工夫されています。

英語

一部の授業でチーム・ティーチングを実施しています。学年に応じて、日本人や外国人が複数入り、行っています。

豊富な講座から、自分に合った学びが選べます 中1~中3まで年間通じて約80講座

  • 希望制・指名制
  • 夏期講習

得意科目の学力向上、苦手科目の克服をめざして、多くの生徒が積極的に受講しています。国語・数学・英語それぞれの講座は標準・発展のレベルに分かれており、自分に合った講座を選ぶことができます。また、受検級ごとの英検対策講座も生徒から人気の講座です。

講習・補習で生徒が進んで学習 学習フォローアップ体制

昼休みや放課後は、職員室周辺が生徒でいっぱいになります。小テストの追試や、宿題の確認など、多くの生徒が職員室周辺で勉強しています。日大三中では、各教科担当の先生がそれぞれの生徒に必要なタイミングで随時、補習を行っています。担任、教科担当者、部活動顧問が連携をとって、まずはしっかりと学習に取り組む姿勢を養います。実力を伸ばすための取り組みも豊富に用意しています。

生徒それぞれの“お気に入り”勉強場所 学習スペース環境

職員室近くに設けられた中高別の学習室は、朝・昼・放課後の勉強場所として多くの生徒が毎日活用しています。図書館内の学習スペースは150席あり、個別学習室やグループ学習室、自習室を合わせると約250席分あります。

主体性や考える力を伸ばす ICT教育

生徒全員にタブレット端末を貸与、教室に電子黒板機能付きプロジェクターを設置、リアルタイム・双方向の授業が可能になりました。タブレット端末のサポートはICT推進室で行っています。

トラブルもシステムエンジニアがその日のうちに解決します。

より高い目標ののために、
より深い「学び」を
選抜クラス(中学3年次)

高い学習意欲を持つ生徒が互いに切磋琢磨することで、より深い知識と高い学力を養うことを目的とするクラスです。
将来の大学入試に向けた興味関心を引き出して、高いレベルの目標に向かって自ら学ぶ力を養っていきます。

選抜クラスの特長
学習意欲も目的意識も高く、選抜クラスでの学習を希望する生徒から選抜して編成します。
カリキュラムや進度は他のクラスと同じですが、より高度で発展的な内容を習得できるような授業を展開します。
このクラスの出身者の多くは、高校でも特進クラスに進学しますが、希望により普通クラスに進学することも可能です。

切磋琢磨する学校生活

数学のチーム・ティーチング授業では自分の苦手分野が分かります。「自分の苦手分野がわからない」と言う人もいると思いますが、問題を解いて行くことによって、分からない問題が見つかり、手を挙げれば1対1で先生が一つひとつ丁寧に分かりやすく教えてくれます。そうする事で基礎が身につき発展的な問題にも挑戦していくことができます。英語のチーム・ティーチングの授業では、文法や考え方を学びながら実際に相手とコミュニケーションを取って英語力を深めていきます。複数の先生が付いていて、発音やイントネーションが違っていたら先生からアドバイスを貰えたりできます。自分たちで文章を考えてプレゼンテーションすることで、より力をつけることができます。

中学3年

塚原 尊 さん

学年オリジナル学習

中学2年生
  • 朝活(国語・数学・英語)朝の学習活動
  • 早朝国語希望勉強会
  • 英語上級・中級・基礎基本 放課後講習
  • タブレットでのアダプティブ(個別難易度適正問題)学習
  • 週末課題やゴールデンウィーク課題、
    毎日の学習へのフォローアップ など

PICK UP
朝活 朝の学習活動

国語は希望者が週2回、毎週実施。英語は上位者向けに定期的に実施。

中学3年生
  • 定期試験2週間前到達度テスト(数学・英語)
  • 放課後の指名補習(英語)
  • 放課後の希望講習(数学)
  • 学習動画を使った学習
  • 上位者集会 など

PICK UP
上位者集会

「基本的な生活習慣の確立」「授業第一」「時間を守ること」「あいさつの大切さ」「学習記録をつけることの効果」など、実践的なアドバイスが受けられます。

学内でチャレンジできます! 各種検定取得

校内で検定試験を受けられる機会を設けています。

検定

  • 実用数学技能検定
  • 実用英語技能検定
  • 日本漢字能力検定

模試

  • 学力推移調査
  • 学習到達度診断

各教科の特長

国語
学習の土台を築く

国語力は、全ての学習の土台となるものです。語い力や読解力は、知識の習得につながります。知識を習得すれば様々な気づきが生まれます。気づきは、物事を感じる力につながります。感性が豊かになれば、物事を想像する力が身につきます。想像力は、創造する上での原動力になります。国語力の獲得は、しなやかに力強く生きることにつながります。様々な取り組みをしながら、国語力を伸ばすよう指導していきます。

〔取り組みの一例〕

  • 漢検受検の奨励
  • 読書課題
  • 日本大学文芸コンクール
数学
確実に身につく数学力

中学校では、複数の教員が指導するチーム・ティーチング方式の演習授業や、指名や希望講習を行うことで、より確実な計算力と考える力の定着を図っています。また、3年次には学習の成果を試すべく、実用数学技能検定を全員に受検してもらいます。

理科
「理科好き」が得意につながる

誰もが「理科好き」になれる素質を持っています。本校の理科では、その仕掛けを多く設けられるよう、そして「理科が好き→理科が得意」となってもらえるような工夫をしています。たとえば、実験や野外実習を通して「本物に触れる」機会を多く設けています。また、模型や視聴覚教材を用いて視覚的に理解することを重要視しています。中学生はプレゼンテーションなど、知識を身につけるだけでなく、活用し発信する機会を多く設けています。

社会
社会に旅立つ前に

中学3年間では、現代社会を生きていく上で必要な基本的知識を確実に習得し、世の中の仕組みをしっかりと理解します。定期的な小テストや課題を通じ、生徒自身が自発的に学習できるように工夫しています。生徒一人ひとりが歴史的・社会的事象に対して知的好奇心を持てるような授業展開を目指しています。

英語
基礎を固め、実践力を高める

中学校では、「読む」「書く」「聴く」「話す」をバランスよく身につけるための基礎学力の養成が大切です。通常の授業に加え、複数の教員による問題演習やネイティブ・スピーカーによる少人数制のオーラル・コミュニケーションの授業で英語の土台を築きます。

技術家庭・情報
大切なのは「キヅキノチカラ」

中学の技術家庭では、様々な問題解決型協働実習を行い、実生活で必要なコミュニケーション能力、協調性、実践力などを培います。特に、技術分野では「キヅキノチカラ」を大切にしており、製品の作成手順やネットワーク社会の歩き方など、「自ら考え行動する」ことを目的とした指導を行っています。また、タブレット端末を使用したアクティブラーニングの導入や、校外学習に情報機器を利用するなど、新しい取り組みが始まっています。

保健体育
充実した設備の中で成長できる

本校には、他にない豊富な運動施設と設備があります。それらの施設を存分に使って、体育の授業や部活動を行っています。実技授業ではグラウンド、屋内プール、2つの体育館を主に使用しており、生徒たちはいつも汗をたくさんかいて、伸び伸びと体を動かしています。これらの施設での体育活動を通じて、体を動かすことの楽しさを実感し、現在から将来にかけて健康的な生活を自ら進んで営むことのできる生徒を育てていきます。
(令和5年度中に、総合グラウンド全面人工芝化予定)

芸術
心の感じるままに

芸術教科には音楽と美術があり、中学ではともに必修です。音楽は他の主要教科のようにその教科の知識を深く学習し習得するのではなく、「聴き」「歌い」「演奏する」中で、心に感じたものを素直に表現することを学びます。特に中学では合唱コンクールを目標にしています。音楽を通して人との関わりや、みんなで一つのものを作り上げる一体感はかけがえのない体験となるでしょう。美術では、ものを見る視点や発想力、考え方など、美術の学びを通して視野を広げて欲しいと考えています。楽しみながら、自分なりの表現方法を見つけていけるよう授業を進めていきます。