役員会

《女性の健康応援セミナー》

 6月30日(土)本校講堂にて、全国各地でご活躍中の都南産婦人科医院院長の長尾百合子先生をお招きして、講演会が開催されました。
 女子中高生向けのお話をご準備されてきたということで、保護者の方々にも解りやすい内容でした。
 「高校卒業、大学卒業、就職、結婚、出産と、10年後20年後の未来の自分の姿を想像して、将来の夢や希望を現実にするために、今の自分を大切に生きましょう」ということで
  ①性感染症
  ②子宮頸がん
  ③骨粗鬆症
の3つのテーマでお話をしていただきました。
 「子宮頸がんや骨粗鬆症は中高年がかかる病気では…?」と思っていませんか?
 子宮頸がんは、女性特有のがんとしては乳がんに次いで罹患率が高く、特に20~30代のがんでは第1位となっていますし、骨粗鬆症は、若い頃からの食生活や運動を含めた生活習慣が大きく関わってくるということなので、他人ごとではありません。
 昨今、よく耳にする「子宮頸がんワクチン」はがんを予防できる唯一のワクチンです。推奨年齢は11歳~14歳と言われていますが、45歳くらいまで良いのではとのお話でした。
 自分と、将来パートナーとなる人の人生を想い、今出来ることを考えるということが大切です。
期末試験前にもかかわらずスケジュールをやり繰りして参加されていた女子生徒の皆さんは、貴重なお話が聞けたのではないでしょうか。
 このような講演会に参加する機会をいただき、大変有り難く思いました。お忙しい中、ご来校いただいた長尾先生、ご準備いただいた皆様、ありがとうございました。
(取材 コミュニケーション委員会 末田)