仲間との絆は一生もの進路選択と将来の目標「探究」新たな考え方を身につけた学校生活4 高校生になり、将来について考えることが多くなりました。中学までは漠然としか考えられませんでしたが、新たに始まった「総合的な探究の時間」の授業を受けたことで、本質を見極め、固定観念にとらわれずに粘り強く考え抜く姿勢を学びました。また、どのように行動するのか分からなくなってしまった時も、先生方や先輩方が親身になってアドバイスをしてくれるので、それをヒントにして「今やるべき事」を明確化できるようになりました。 サッカー部に所属している私は、最高学年となりチームを引っ張る責任や大会に向けた気持ちの切り替えの変化がありました。また、進路に対する考え方にも変化がありました。1年生の時はまだ進路については考えなくてもよいと思っていましたが、2年生になると早く決めなければという焦りが生まれました。しかし、担任の先生や部活動の先生方が熱心に相談に乗ってくださり、物理を専攻することを決めることができ、建築関係の仕事に興味を持つことができました。これらの変化が、部活動では手を抜かない努力をし、勉強面でも奮い立たせるきっかけとなりました。 私は「文武両道」を目標として掲げ、引退まで女子サッカー部で活動しながら、特進クラスに在籍し勉強に励む日々を送りました。何事にも前向きに挑戦するクラスメイトと 切礎琢磨できる環境の存在は、私にとって非常に大きいものでした。高い目標を持って頑張っているクラスの仲間たちの姿が近くにあったからこそ、自分も高い意欲を持って勉強に取り組むことができました。3年間苦楽を共にした仲間との絆は一生ものです。高校1年生梶原 彩未さん高校2年生鈴木 一心さん高校3年生大内 希実さん
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