nichidai3_School Guidebook_2024
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18豊田通商株式会社  石田 しほりさん 2008年卒 私は両親の薦めから大学付属校をいくつか受験し、青春を謳歌したいという理由で自宅から通いやすく共学の日大三中に入学しました。 入学後は勉強と週5日のバレエレッスンに全力投球。また多様なキャラクターの揃った同級生に囲まれ、自身の将来を広い視野でじっくりと考える期間になりました。そのような中、高校1年時に受験をテーマとしたドラマを見て東京大学に興味を持ち、先生方に思いっきり背中を押していただいたことから何の迷いもなく東大受験を決意し、最後まで走り抜けた中高生活でした。 東京大学入学後はスポーツに対する苦手意識を無くそうとプロボクサーライセンスを取得、卒業後はグローバル視点で仕事が出来る商社へ入社を決めました。社会に出てからは、アメリカと日本を結ぶトレーディング、社内制度を活用したロシアモスクワ留学、宮城県の農業法人経営を経験し、現在は世の中の困りごとを解決する新規事業の創出にゼロから取り組んでいます。 思い返してみると、日大三中・三高時代に培った“何にでもまずチャレンジしてみる姿勢”が、その後の人生を思い切りエンジョイする糧になっていると感じます。若い皆さんの可能性は無限大です、是非ご自身の可能性に蓋をすることなく興味のあることを全力で楽しんでみてください。心から楽しむことが出来れば、自然と結果はついてくると思います。日本大学 芸術学部 放送学科  水上 綾子さん 2020年卒 日大三中・三高では6年間テニス部に所属し、仲間と切磋琢磨しながら練習に励みました。暑い日も寒い日も笑ったり泣いたりの日々、勉強との両立も大変でしたが、頑張って部活動を続けた事が今も自分の自信になっています。 アナウンサーという仕事に憧れを持った私は日本大学芸術学部放送学科を目指しました。受験期には進路の相談や面接の練習、小論文の添削など、いつも先生方にサポートして頂きました。自習室で勉強をしていると多くの先生方が頑張っているな!と声をかけてくださり、それがやる気にも繋がり、無事合格する事が出来ました。 大学ではアナウンスを専攻しており、ラジオ番組を一から作ったり、アナウンサーに必要な基礎的な知識を学んでいます。日芸祭ではミスコンの司会にも挑戦しました。 また大学以外ではテレビ朝日の学生キャスターとして活動しています。BSCS朝日とAbemaTVに出演し、日々のニュースだけでなく地震や災害など、速報対応も行っています。毎回が緊張の連続で、伝える事の難しさを痛感していますが、うまく読めた時には達成感を感じられ、もっと頑張ろうと思えます。 私は日大三中・三高で部活動や勉強を通して挑戦し続ける事の大切さを学びました。自分が興味を持った事に対し、行動できる環境があったことや先生方からの後押しに感謝しています。これからも向上心と思いやりの心を持ち、夢に向かって挑戦し続けたいと思います。京都大学 工学部 建築学科  大槻 一貴さん 2021年卒 「文武両道」を掲げて過ごした6年間が現在の自分をつくってくれました。学校に行けば友達や先生がいる、この当たり前の日々は私にとって何気ない喜びでした。日大三中・三高には「やるときはやる」精神を持った人たちが多く、自分も負けまいとそんな心持ちをするようになりました。勉強・部活動・行事・遊びにおいて、いつも本気を出して取り組む姿勢を得たのもこの学校生活があったからだと思います。 中高6年間テニス部に所属し、福家先生と箕輪先生からはテニスの技術面だけでなく、礼儀や挨拶の社会性、忍耐力・統率力などのメンタル面も学ぶことができました。テニス部の一員として全国大会にはほぼ毎年のように出場し貴重な経験もしました。そして何よりも、6年間担任として私を支えてくれた児玉先生は私にとって恩師です。三中入学から三高卒業まで一番近くで私を見守ってくれました。児玉先生との6年という、褒められ、怒られ、笑い合い、泣いた瞬間はかけがえのない時間でした。児玉先生との出会いがなければ、京都大学現役合格もなかったと思います。私は、大学受験を通して「周りの人への感謝」を学びました。児玉先生をはじめとする先生、友達への感謝、そして何よりも家族に対しての感謝を忘れません。 現在、私は京都大学の建築学科に通い、6年間で学び得た財産を糧にしています。自由な学風の京都大学では、友達や教授に支えられながら建築のアイデアを考えています。一人暮らしをするのも家族の支えが必要で、日々周りの人への感謝を実感しています。三中・三高での生活に無駄なことはありません。感謝を忘れず、かけがえのない学生生活を送ってくれたらと思います。「先輩、こんにちは!」と題して、各界で活躍する本校の卒業生をインタヴュー形式で紹介していきます。感謝を忘れず、皆さんから応援される選手に広島東洋カープ 捕手  坂倉 将吾さん 2017年卒 小学生の頃から野球を始めて、中学生の時は地元千葉県にあるクラブチーム、八千代中央シニアに所属し、捕手で4番として3年春の全国大会に出場し優勝することができました。この頃から「将来はプロ野球選手になりたい」と思うようになり、小倉監督の下でなら自分自身を磨くことができると確信し「日大三高で野球がしたい」という思いが強くなりました。 入学してからは甲子園出場、全国制覇を目標に、仲間と共に苦しい練習に耐え切磋琢磨し挑戦してきました。在学中に甲子園出場は叶いませんでしたが、それ以上に多くのことを学び、良い経験ができたことは、人として大きく成長できたと思える3年間になり、人生において大きな財産になっています。 人は一人では生きていけません。両親、仲間、自分を支えてくれている周りの人達に支えられている、このことは、どんな時でも忘れてはいけないとプロ野球の世界に入った今でも強く思います。そして「すべての人への感謝」だけは絶対に忘れずに、私も皆さんから応援される選手、夢を与えられる選手になれる様、今後も頑張っていきたいと思います。6年間の学生生活が未来の自分をつくる先輩、こんにちは!何にでもチャレンジし、心から楽しむ夢に向かって様々なフィールドで活躍する卒業生からメッセージ

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