教科の特長 各教科の指導方針です。国語「言葉」を修得するために 言葉の修得は、知識の獲得につながります。知識は、様々な気づきを生んでくれます。気づきは、物事を感じ取る力につながります。感性が豊かになれば、物事を想像する力が身につきます。想像力は、創造する力の原動力となります。言葉の修得は、しなやかに生きる力の礎。三中・三高で共に学び、しなやかに生きる力をつけてください。以下、私たちの取り組みの一例です。〈中〉漢検受検の奨励 〈中〉読書マラソン〈中高〉読書課題 〈高〉日本大学文芸コンクール芸術心の感じるままに 芸術教科には音楽と美術があり、中学ではともに必修、高校になるとどちらか1科目を選択して履修します。音楽は他の主要教科のようにその教科の知識を深く学習し習得するのではなく、「聴き」「歌い」「演奏する」中で、心に感じたものを素直に表現することを学びます。特に中学では合唱コンクールを目標にしています。音楽を通して人との関わりや、みんなで一つのものを作り上げる一体感はかけがえのない体験となるでしょう。数学確実に身につく数学力 中学校では、3人の教員が指導するチーム・ティーチング方式の演習授業や、指名や希望講習を行うことで、より確実な計算力と考える力の定着を図っています。また、3年次には学習の成果を試すべく、実用数学技能検定を全員に受検してもらいます。高校ではスパイラル学習を行い、基礎事項の再確認と定着を図ると共に、数学検定の希望受検や、学年によっては定期試験時間の拡大により、難問にも挑戦することができます。社会社会に旅立つ前に 中学3年間では一生の宝となるような基本的知識を確実に習得し、世の中の仕組みをしっかりと理解します。きめ細やかな小テストがあり、生徒自身が自発的に学習できるように工夫しています。高校では、1・2年次に「地理歴史」と「公民」を体系的に幅広く学び、世界で活躍するために必要な歴史認識と社会 常識を身につけます。3年次に科目選択をして、本格的な受験に向けた授業をします。生徒一人ひとりが歴史的・社会的事象に対して知的好奇心を持てるような授業展開を目指しています。保健体育充実した設備の中で成長できる 本校には、他にない豊富な運動施設と設備があります。 それらの施設を存分に使って、体育の授業や部活動を行っています。実技授業ではグラウンド、屋内プール、2つの体育館を主に使用していますが、生徒たちはいつも汗をたくさんかいて、伸び伸びと体を動かしています。これらの施設での体育活動を通じて、体を動かすことの楽しさを実感し、現在から将来にかけて健康的な生活を自ら進んで営むことのできる生徒を育てていきます。技術家庭大切なのは「キヅキノチカラ」 中学の技術家庭では、様々な問題解決型協働実習を行い、実生活で必要なコミュニケーション能力、協調性、実践力などを培います。特に、技術分野では「キヅキノチカラ」を大切にしており、製品の作成手順やネットワーク社会の歩き方など、「自ら考え行動する」ことを目的とした指導を行っています。また、タブレット端末を使用したアクティブラーニングの導入や、校外学習に情報機器を利用するなど、新しい取り組みが始まっています。理科「理科好き」が得意につながる 誰もが「理科好き」になれる素質を持っています。本校の理科では、その仕掛けを多く設けられるよう、そして「理科が好き→理科が得意」となってもらえるような工夫をしています。 たとえば、実験や野外実習を通して「本物に触れる」機会を多く設けています。また、模型や視聴覚教材を用いて視覚的に理解することを重要視しています。 中学生は各学年で年に2回プレゼンテーションを行います。知識を身につけるだけでなく、活用し発信する機会を多く設けています。英語基礎を固め、実践力を高める 中学校では、「読む」「書く」「聴く」「話す」をバランスよく身につけるための基礎学力の養成が大切です。通常の授業に加え、複数の教員による問題演習やネイティブ・スピーカーによる少人数制のオーラル・コミュニケーションの授業で英語の土台を築きます。 高校では、中学校で習得した英語力を土台に、英文解釈・英作文・英文法・英会話など総合的な英語力をつけることを目標としています。また、希望者を対象としたTOEIC・GTECの校内受験や海外研修など、より英語の実践力を高めるプログラムが豊富です。13
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